産学連携
Industry-academia collab
Industry-academia collab
7月に小牧市に新規開業する上西内科と、名古屋学芸大学メディア造形学部の学生がチームを組み、 デザインによって外来患者の心地良さを高める新たな取り組みに挑戦しました。 上西内科が専門とする糖尿病や甲状腺疾患は慢性疾患であり、継続的な通院が必要です。 しかしながら、自覚症状が乏しいために治療を途中で自己中断し、病状を悪化させる人が後を絶ちません。
「通院の不快を取り除き、治療継続を促す取り組み」を上西内科と名古屋学芸大学が共同で企画 し、初診患者さんにはクリニックの理念や院内設備を紹介する学生監修の「上西内科ハンドブッ ク」を手渡し、「待合棚」と名付けられた飾り棚には学生がセレクトした地元の陶芸家の作品な ど、生活に根ざしたデザインの品々を並べます。 ずばりテーマは「手に取れるデザイン」です。訪れた患者さんは実際に手に取ってデザインの温もりを感じる事ができます。また、季節ごとに 展示を変える事で、何度足を運んでも新しい発見がある環境を提供します。通院がデザインの力によって不快なものから快適なものへ。この取り組みには学生たちの新しい感性とデザインの力を信じる強い想いが込めらています。
表は右にスクロールします