甲状腺・内分泌

Thyroid / endocrine

甲状腺外来

「バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍など」

甲状腺は喉仏の下にある蝶々が羽を広げた形をした器官で、代謝や成長を調整する甲状腺ホルモンを作っています。このホルモンが過剰や不足すると急に体重が減ってきた、疲れやすい、抜け毛が多い、身体がむくむ、動悸、息切れ、物が二重に見える(複視)、首が腫れてきた、といった様々な症状が現れます。思い当る症状はございませんか?もしかしたら甲状腺の病気のサインかもしれません。甲状腺の事なんてあまり聞いたことがない、という声が聞こえてきそうですが、実は甲状腺の病気は日本甲状腺学会の発表(2016年4月)では500~700万人と非常に一般的な病気です。当院では甲状腺ホルモン異常の有無を、血液検査で受診当日に結果説明することが出来ます。

・甲状腺ホルモン過剰の病気⇒バセドウ病や亜急性甲状腺炎
・甲状腺ホルモン不足の病気⇒橋本病や甲状腺摘出術後の方
・甲状腺の結節(腫瘍)⇒健診で甲状腺の腫大や腫瘍を指摘された方

内分泌外来

「もしかしてこれもホルモンの病気?」

生活習慣病ではないホルモン異常を原因とした高血圧症が存在します。
日本人の高血圧推定患者数は、4000万人。およそ3人に1人が高血圧といわれています。高血圧は、そのほとんどがはっきりとした原因がわかっていません。しかし、高血圧の中でも、検査をすれば原因が分かるものもあります。原因が分かれば治療方法も異なってきますし、中には手術で治る場合もあります。これらは“二次性高血圧”と言われ、高血圧患者数のおよそ10人に一人が該当します。(原因がわからないものを“本態性高血圧”と言います)

原発性アルドステロン症とは?

原発性アルドステロン症は、アルドステロンというホルモンが体内で過剰に分泌されることで引き起こされる高血圧症で、その多くは、副腎(腎臓の上にある小さな臓器)にできた腫瘍が原因です。副腎に腫瘍ができることで、なぜ過剰に分泌されるかはまだわかっていませんが、腫瘍がある副腎を摘出することで、血圧の改善が見られるだけでなく、降圧剤を全く服用しなくても良くなる場合もあります。若い年齢で高血圧になる方に、多く見られます。

原発性アルドステロン症のリスクは?

過剰分泌されたアルドステロンは、動脈硬化の原因にもなり、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、腎不全等の疾患を引き起こす危険性が非常に高くなると言われています。逆を返せば、この原発性アルドステロン症を治療すれば、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病等の疾患を予防ができるということでもあります。それも、早期に治療すればするほど、予防の効果は高くなります。少しでも多くの方に、この病気を知っていただき、特に働き盛りの皆さまに診療を受けていただくことで、健康で働ける社会づくりにも貢献したい────これが私たちの考えです。

・高血圧症⇒原発性アルドステロン症など
・骨粗鬆症⇒副甲状腺機能亢進症やビタミンD欠乏など
・肥満⇒クッシング症候群など
・やせ⇒副腎皮質機能低下症、甲状腺疾患など

当院の診療・検査費用について

検査や診療にかかる自己負担(実際に窓口でお支払頂く費用)の目安を示します。
以下の他に初診または再診料、(お薬が処方されれば)処方箋料、各種検査の判断料などが加算されます。
誤解がないようにお伝えしますが、当院は保険診療を主としたクリニックですので、あらゆる診療行為は国の決めた保険点数で請求させて頂いております。当院での診療・検査費用が他と比べて高くなったり安くなったりする事はございません。

各種検査費用
血糖値

11円~33円

HbA1c

49円~150円

皮下連続血糖測定(2週間の持続血糖モニタリング)

1000円~3000円

体組成測定

60~180円

腓腹神経伝導速度(糖尿病神経障害のチェック)

380円~1140円

ABI(血管年齢)

130~390円

甲状腺ホルモン検査 TSH, fT3, fT4

323円~969円

甲状腺エコー

350円~1050円

診察費用
初診料(初めてかかられる方)

282円~846円

再診料(2回目以降の方)

72円~216円

血糖値・HbA1c・尿検査・内服薬処方

1000円~3000円

血糖値・HbA1c・尿検査・インスリン処方・自己血糖測定関連物品処方

3000円~9000円

栄養相談(管理栄養士による食事指導)

260円~780円

小牧市民病院より徒歩5分 名神小牧IC・名古屋高速小牧南ICより車で5分

診察担当表

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診療担当表

0568-74-0003

〒485-0044 愛知県小牧市常普請2丁目83番地